電話の訪問

west2692010-04-20

11時頃、今日のブログを書いていたら携帯電話が鳴った。こんな時間の電話は良くない知らせが多い。恐る恐る応答するとO氏の上機嫌な声が聞こえて安心した。彼の向こうでもがやがやと賑やかな声がする。お茶の水界隈で飲んでいるらしい。ひとしきり都会の音が流れ込んで電話が切れた。
さて、気を取り直して今日の一枚は登り梁を加工しているところ。古民家ではこのように捻れるように曲がりくねった梁を使うことが多い。梁の上端部は従来の納まりのままだが、建物の巾を詰めたので、下の端部を受けるための柱が立つまでは写真のように中に浮いた形になっている。そして取り付けるためには材は斜めでも柱に当たる部分を垂直に切る必要が有る。
そんな訳で下の写真は「レーザーの光」。

黒い梁に写る赤い光がレーザーの当たるところ。
このようにレーザーの光に沿って切断することで、どんなに表面が凸凹していても垂直な加工が可能なのだった。
下の写真はそのようにして加工した登り梁の端部。