渋滞対策

west2692010-04-28

今日は那須塩原の現場に出かけた。
連休直前。しかもザンザンと景気良く雨も降っている。こんな日は渋滞することが多い。しかし、どんな悪条件でも、過去のもっとも都合の良い実例を基準に考えがちだ。最近は渋滞が多いけど、「それは単なる偶然さ」。そんな調子で何時もと同じように出発した。
東京に近づき、助手席のM君がインターネットの道路情報を検索した。画面に写る首都高速道路は多くの部分は赤や黄色で表示され、あっちこっちに×マークもある。「赤は渋滞。黄色は混雑。ペケは事故渋滞です。今日は皆さんお出かけのようです。今日中に着けると良いですね」。
腹が減ってはつらいから、渋滞の対策としては先ず飯を食おうじゃないかということで話はまとまった。
そんな訳で今日の一枚は「欄間の組子」。「那須野が原の三本木むくり屋根の家」の座敷に組み込む予定のもの。現場では造作工事が終盤に入りつつある。床の間・脇棚・玄関収納・キッチン脇の収納・面格子などが出来上がっていた。
和室では紅石荘でも活躍した大工のS氏が欄間の修理をしていた。これは龍ヶ崎の家で使われていたものを譲り受けて、再使用している。欠落部分が多いのでなかなか大変そうな仕事だ。しかし、物静かな彼は淡々と仕事をこなしてゆく。


栃木/「那須野が原三本木むくり屋根の家」再生見学会
江戸・明治の趣を伝える龍ヶ崎の民家を那須野が原に移築再生しました。重厚な日本瓦の屋根はむくりをつけた軽やかな金属屋根に生まれ変わりました。
大きな屋根裏には頂上から光を取り入れ書斎とサロンを設けています。また恵まれた立地条件を活かして土間蓄熱型のサスティナブルなパッシブソーラーハウスにもなっています。完成後間もない状態で見学会を開きます。


<再生民家見学会のご案内>

【日時】6月5日(土)雨天決行
【場所】栃木県那須塩原市三本木
【集合】現地に直接13:00
〈参考〉JR東北新幹線JR東北本線那須塩原駅下車。東口から徒歩約25分。
【参加費】2,000円 会員1,500円 現地で集金
【追加募集人員・締切日】20名。6月2日(水)
【申込先】特定非営利活動法人 日本民家再生協会本部事務局(info@minka.jpまたはファクス03-5216-3542に、氏名、所属、住所、電話番号、携帯電話番号、ファクス番号、メールアドレス、交通手段をお知らせください)
【特記】ご希望の方には別途地図をお送りします。