元祖猫間障子

west2692010-04-30

今日の一枚は障子。「小木人の舎」に行くと、障子に一風変わった紙が貼ってある。番茶と書いてあるのはかつてお茶の袋だったんだそうだ。下段のひときわ白い紙には透かしの模様が入っている。他の障子にも様々な種類の和紙がパッチワークに貼られていた。
さて、格子の一部を貼り残しているのには訳がある。飼っている猫専用の覗き穴。窓辺に座って外を眺めるのに丁度良い高さになっているんだそうだ。元祖「猫間障子」なのかも知れない。
「小木人の舎」では3年前から農業を始めた。
集落の上のほうにある棚田を使って米造りも行っている。田んぼの上流には人家が無いので生活廃水が流れ込まない。きれいな水が流れている。「田園の聖域」(日本環境報告・本多勝一)なのだ。そこで育てたお米を頂いた。