デジカメの結露

west2692010-07-24

今日の一枚は古瓦を積んだ塀。我々の事務所の近くで知人が土蔵を美容院に再生していた。その庭先にあったもの。
22日に放送していた高校野球の試合は炎天下だった。「あんな暑い所で、大丈夫なのかね」と噂していたら、次の朝刊には「熱中症」で観客が2人ほど病院に運ばれたとあった。
今日はとある住宅の調査に出かけた。38年前の建設で普段我々が手掛ける民家に比べると圧倒的に新しい。何よりも建物が真っ直ぐ建っている。梁も柱も真っ直ぐなのだ。基礎も入っているし、大引きも根太も梁も母屋も垂木も規則正しく同じ寸法のものが使ってある。一箇所測れば後は目測で図面が書ける。当たり前といえば当たり前なのだが、感心してしまった。
さて、古民家と違って屋根裏に入るための階段はない。押入れの天井を外して潜り込んだが、真夏の屋根裏はサウナ状態なのだった。眺めているだけでも汗が吹き出る。
下の写真は屋根裏で撮影した映像。屋根裏で作図している間、デジカメはエアコンの効いている居間にあった。そのカメラを受け取って真っ暗な屋根裏に向けてシャッター切った。ストロボが光り、こんな風景が写った。

カメラのレンズが一瞬にして結露したのだった。