欄間の彫りもの

west2692010-10-03

昨日宮光園で写真を撮っていると電話が鳴った。動物病院からだ。野良君の生涯は短いのだ。生まれ暮らした公園に連れてゆくと仲間達が近づいてきた。見覚えのある猫もいる。いつもは知らんぷりで寝たふりをしていた奴だ。彼らにも事の成り行きは分かるのかも知れない。

さて、今日は9月7日の続き。写真は欄間の彫りもの。宮光園には時折やんごとない人々やら、その御一族が訪れている。こちらはそんな中の一人が来ることになって、急遽作られたトイレなのだと以前書いた。
この部屋は実際には使用されることなく、崩れ落ちかけていた。
とても狭くて実用的ではないが、そうした目的で造られたからなのか、床も天井も欅の一枚板で仕上げられていた。建物全体に簡素な造りだが、ここにはこんな装飾が施されていた。
こちらの写真は小窓。

ここには結霜ガラスが使われていた。