幻の栗の木

west2692010-10-19

今日の一枚は「栗」。これは佐久平の民家の庭にあった。
8月27日の日記に毬栗の写真を載せた。「どこから飛んできたの判らない」と書いたけれど、実はすぐ近くに小さな栗の木が立っていた。我ながらいい加減な話なのだ。
以前、我が家の近所に古い栗の木があった。県道の向かい側の一段高くなった石垣の上に茅葺民家があって、その庭先から道路に枝を伸ばしていた。その下を毎朝のように歩いた。秋になると、栗の実が沢山落ちる。だから、毬栗を見た時に頭上にある木の枝を探してしまったのだと思う。その馴染みの栗の木も道路拡張工事で切られて今は無く、代わりに信号機が赤やら青やらの光を一晩中道路に落としている。
話変わって、もう一枚は屋根の先端部分に見える瓦の部品。

鬼瓦の上にちょこんと乗っかっているチョンマゲみたいなものは「鳥衾」とか「鳥休み」などと呼ばれる。呼び名の通りに鳥が止っているところを見たいものです。