ヨイトマケの石

west2692010-11-01

写真は礎石。
一見無造作に置いてあるだけのようだが、ヨイトマケという方法で据えつけている。70センチほど掘り下げて、何層にか突き固めながら、割栗石と砕石を詰めて、最後にこの石が据えてある。石の上にはこれから柱が載る。
今日は長野県の佐久平の現場。昨夜は夜更かしをしてしまったが、6時に起床して家を出た。
一宮御坂で中央道に乗る。先ずは甲府方面に向かうのだが、いつまでたっても山道を抜けない。山梨は山国だが、この辺りは比較的平らなはず。眠いのでぼんやりしているうちに甲府を通り過ぎてしまったのかな、などと思っていると「大月・東京方面」と書かれた標識を見つけた。
うーん、東に向かっている。長野に行くなら西に向かわなければならない。大月まで紅葉を眺めながらドライブして方向転換した。
約束の時間に40分遅れて着いた現場では建築主夫妻と大工のS氏、そして栗の渋皮煮とシイタケが待っていた。