郷に入っては・・

west2692010-11-15

今日の一枚は篠竹。
「郷に入っては郷に従え」じゃないけれど、民家の再生にあたっては壁も地域の流儀で再生することになった。
一般的に土塗壁の下地である小舞には2センチくらいの幅に割った竹を使うが、佐久の辺りでは1.5センチ程度の小径の竹と葦を組み合わせて使う。
これは昨年の11月に土壁の下地(小舞)用に刈って置いたもの。→「2009年11月22日」ちょうど一年経って、やっと出番が来た。しかし、すでにこの寒さなのだ。土壁が出来るのは暖かくなってからになる。
こちらは干し柿

日夜の寒暖の差が激しくて、晴天日が続くこの季節は、干し柿やアンポ柿には最適でもある。建築の工事現場にとっては過酷だけど、冬がやってくるのも悪いものじゃない。