泥縄な一日

west2692011-02-17

右の写真は明治初頭に建てられた藤村式建築の「祝学校」。バルコニーを支える円柱が今は宮光園の四阿に使われている。
実は今日はとても慌ただしい。来週は3月に公開される宮光園の観光ボランティアのための講習会がある。そのための資料作りなのだ。頼まれたのは昨年だった。「まだまだ先だな」とのんびり構えていたらもう来週なのだ。他の締め切りとも重なってしまった。一つくらいなら何とかなるけど三つ重なるとさすがにキツイ。
今日は午前中に外周りの要件を片付けて、午後は引きこもり。俗にこれを泥縄式という。一気に終えるぞと意気込んでいると次々と電話が鳴るやらメールが来るやら妙に忙しい。そのくせ資料用の写真を探しながら、ついつい脱線するそんな一日なのだった。
そんな訳でこちらはパワーポイントのためにセレクトした写真の一枚。

人々の背景にある鋳鉄製と思しき美しいフェンスは戦争中に供出されてしまったのだそうだ。何だか知らないが無意味なものに化けてしまったに違いない。
写真には写っていないがこのフェンスの両側にあった石柱は道路の反対側に残っている。
何時か復元できる日が来ると良いのだけど・・・。