背に腹は替えられない。

west2692011-02-28

今日の一枚は雑誌の表紙。講談社で発行された「古民家遊々」という雑誌です。当社で設計監理した「杣口の家」が紹介されています。見かけた方は是非一度手に取ってみてください。

さて、2月最後の一日は雨。「一雨ごとに春は近づく」というけれど確かに今日は暖かい。暖かいのは嬉しいけれど、そんな時は植物も元気なのだ。今年は杉花粉が大量に飛散しているらしい。今日は朝からくしゃみがひどい。何故か雨が降っても花粉は飛んでいるらしい。目も痒い。冷蔵庫を開けると「22年1月24日」と書かれた耳鼻科の目薬があった。日付は処方した日なのか、使用期限なのかさっぱり思い出せない。しばし悩んだが、背に腹は替えられないのだった。

そんな訳でこちらは本日潜り込んだ宮光園の地下室の風景。

防災工事の一環で炎検知器というものを取り付けているところ。建物が完成してからの配線工事はなかなか大変なのだ。必要だからといって、建物の壁や天井に闇雲に穴を開ける訳には行かない。打ち合わせの結果、縁側の下から入れて床下を潜り、奥の事務所まで配線を引っ張ってゆくことになった。職人が2人潜り込んで作業をしている。体の大きい人なので床下の作業は窮屈だろう。この地下室があるおかげで少しは息抜きが出来る。何のために造られたのかは謎なのだが、今回の様な床下配管のための作業にはとても都合が良いのだった。