燐寸と書いて何故かマッチと読むのだ。

west2692009-04-07

宮光園からはもう1つ違うマッチ箱が出てきた。こちらは大日本東京でしかも世界一印ときた。製造元は「木本工場」と書いてあった。こういった命名はちょっと気恥ずかしくてなかなか真似ができない。大きく出ちゃって、昔の人は平気だったんだろうか。気迫が違うのかもしれないな。それにしても「燐寸」をどうして「マッチ」と読めるんだろう。
さて、隣の家にはこんな木が生えている。

欅だ。工事に着手する前はこの木の回りには雑木やら枯れ草や降り積もった落ち葉、古い瓦に瓦礫、それに崩れ落ちた建物の一部なんかが、積み重なり、まとわり付いていた。注意して歩かなければ足元を取られるので、幹の太さを意識するどころでは無かった。工事に先立ち、周りを片付けてあらためて眺めると実に太い。幹の直径も90センチはありそうだ。樹齢200年とか、もしかして300年位なんだろうか。
隣町の一宮町にある観光葡萄園の庭にも大きな欅が生えている。高速道路を勝沼で降りて、甲府方面に向かうと、右側に背の高い欅の木が民家を押しのけるようにして立っているのが見える。そのせいか店の名前を「欅園」と名乗っている。転んでもただでは起きないということか。
ちなみに隣に建つこちらの家も、かつては葡萄園を営んでいた。こちらの欅のほうが大きい。だからか「大欅園」と名乗っている。負けちゃいられないという訳だ。